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ウルセラ vs サーマクール:肌引き締めに適すのは?
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ウルセラ vs サーマクール:肌引き締めに適すのは?
ふとお店のウィンドウに映った自分を見て、最初に目に入るのは服装ではなく、以前よりもフェイスラインがぼやけていることだったりしませんか?まぶたが重く感じたり、頬の位置が下がったように見えることもあるかもしれません。手術はしたくないけれど、何もしないで受け入れるのも気が進まない——そんな方も多いでしょう。
美容医療が進化した今、切らずにリフトアップできる方法としてよく名前が挙がるのがウルセラとサーマクールです。どちらも肌を引き締め、ハリをもたらす治療ですが、仕組みや得られる効果、向いている方には意外と違いがあります。
江南のBLS クリニックでは、18年以上にわたりリフティング技術を専門としてきました。多くの患者様がウルセラとサーマクールの名前は知っていても、自分に合う治療がどちらなのかはよく分からないとご相談にいらっしゃいます。正しい選択をするには、ブランド名だけでなく、ご自身の肌の特徴や理想の仕上がり、そして機器の科学的な違いを理解することが大切です。
ウルセラはマイクロフォーカス超音波エネルギーを使い、SMAS(表在性筋膜系)層をターゲットにします。SMAS層は、フェイスリフト手術で形成外科医が操作する基盤となる組織層です。そのため、ウルセラは「最も手術に近い非外科的リフト」と呼ばれることもあります。
深さ:SMASの引き締めには最大4.5mm、真皮には3.0mm、表皮の引き締めには1.5mmまで対応します。
仕組み:超音波エネルギーが皮膚表面を通過し、狙った深さに熱を加え熱凝固点を作ります。これらの微細なダメージが体の自然な修復反応を促し、新しいコラーゲンやエラスチンの生成を活性化します。
施術部位:下顔面、フェイスライン、あご下、眉、首が主ですが、デコルテの若返りにも使用できます。
韓国では、ウルセラは30代後半から50代半ばの方々に特に人気があり、手術なしで若々しい輪郭を取り戻したい方に選ばれています。SMAS層へのアプローチは、リフトアップが美肌と同じくらい重要視される韓国美容の特徴です。
サーマージはモノポーラ高周波(RF)エネルギーを使い、真皮や皮下組織を均一に加熱します。ウルセラがピンポイントで熱凝固を起こすのに対し、サーマージはボリューム加熱で皮膚全体を温め、コラーゲンの収縮と再生を促します。
深さ:主に2~3mmで、筋肉層には影響せず、真皮の中層から深層を刺激します。
仕組み:RFエネルギーが皮膚を通過すると、コラーゲン繊維がすぐに収縮し、加熱によって線維芽細胞が新しいコラーゲンを作り出します。
施術部位:顔、目元、フェイスライン、首、お腹、太もも、腕など、ボディの引き締めにも幅広く対応できます。
韓国では、サーマージは肌の質感や毛穴の改善、軽いリフトアップを重視する方に根強い人気があります。特に皮膚が薄い方やデリケートな目元など、超音波が強すぎる部位にも適しています。
ウルセラは「痛みが強い」と聞いたことがあるかもしれませんが、確かに初期の頃はそうでした。しかし、現在は技術や施術方法の進歩により、以前よりもずっと快適に受けられるようになっています。
ウルセラ:超音波が狙った深さに届くとき、一瞬ピリッとした熱さやチクチク感を感じます。特にあごのラインや額など骨に近い部分では、やや強く感じることがあります。BLSクリニックでは、最新の表面麻酔や必要に応じて内服鎮痛剤を使用し、さらにリアルタイムの超音波画像を活用しています。これにより、必要な部分だけにエネルギーを届け、無駄な照射を避けることで、余計な痛みを最小限に抑えています。
サーマクール:温かいパルスが連続して当たる感覚で、「ホットストーンマッサージに軽くタップを加えたよう」と表現されることが多いです。機器の先端が加熱と冷却を繰り返し、表面を守りながら深部を温めます。多くの方が追加の薬を使わずに快適に受けられています。
快適さは患者様の満足度にとって大切な要素ですが、それだけで治療を選ぶべきではありません。ご自身の肌の目標に合った治療を選ぶことが、単に「痛みが少ない」だけの選択よりも重要です。
フェイスライン、眉、首のリフトアップ効果が2〜3か月かけて徐々に現れます。
皮膚自体は健康でも、深部の支持組織が弱くなってきたたるみ(構造的なたるみ)に最適です。
効果は年齢や生活習慣、ケアによって異なりますが、通常12〜18か月持続します。
将来的により侵襲的な治療を避けたい方にも特におすすめです。
肌のなめらかさやハリが4〜6週間で実感でき、その後も最大6か月間改善が続きます。
特にちりめんじわや細かいしわ、肌質の改善に優れており、目の下や頬のケアにも効果的です。
効果の持続は通常12か月程度で、多くの方が年1回のメンテナンス施術を選ばれます。
ウルセラよりも頻繁に施術できる場合もあります。
BLSクリニックでは、すべての患者様の施術前後の写真を同じ照明条件で記録し、時間の経過による変化をはっきりご確認いただけます。この透明性が信頼につながり、患者様ご自身が徐々に現れる確かな変化を実感できるようサポートしています。
当院では、以下のような基準でご提案しています。
たるみが主な気になる方 — 例えばフェイスラインのもたつき、まぶたや眉の下がり、首のたるみなどが気になる場合は、ウルセラがより効果的です。ウルセラは皮膚の奥深く(SMAS層)までアプローチできるため、リフトアップに適しています。
肌質の改善が主なご希望の方 — 小じわやざらつき、軽度のたるみが気になる場合は、サーマクールがオススメです。サーマクールは肌表面全体のコラーゲン生成を促し、ハリやなめらかさを高めます。
リフトアップも肌質改善も両方ご希望の方には、組み合わせ治療が最適です。例えば、まずウルセラでしっかりリフトアップし、3〜6か月後にサーマクールで肌質を整える方法などがあります。
多くの方が気づいていないことですが、エネルギーを使った肌の引き締め治療は、単に深さだけでなく、お肌のコラーゲンの状態や厚みに合わせて施術内容を調整することがとても大切です。
若い患者様(30代〜40代前半)で、たるみが始まっているものの肌の密度がしっかりしている方は、ウルセラを18〜24ヶ月ごとに受けることで効果を感じやすいです。
成熟した患者様(40代後半〜60代)で、たるみと細かいシワの両方が気になる方は、ウルセラとサーマクールを6〜12ヶ月ごとに交互に受けることで、より良い結果が期待できます。
皮膚が薄くデリケートな患者様、特に目の下などは、サーマクールや低出力のウルセラを使うことで、過度な治療を避けながら効果を得やすいです。
BLSクリニックでは、ウルセラのリアルタイム画像診断を活用し、エネルギーがどこに届いているかを正確に確認しながら施術しています。これにより、減らしたくない脂肪層を避け、リフトアップが必要な部分だけにしっかりアプローチできます。このような精密な施術はどこでも受けられるものではなく、安全性と仕上がりの両方に大きな違いをもたらします。
ウルセラとサーマクールは、どちらも非侵襲的(体にメスを入れない)治療で、ダウンタイムはほとんどありません。ただし、施術後に一時的な軽い症状が現れることがあります:
ウルセラ:赤み、軽い腫れ、圧痛、時々ピリピリ感が数日続くことがあります。まれに一時的なしびれが出る場合もあります。
サーマクール:軽い赤みや腫れが出ることがありますが、通常24時間以内におさまります。ごくまれに、エネルギーが集中しすぎると小さな水ぶくれができることがありますので、施術技術が重要です。
BLS クリニックでは、患者様のライフスタイルに合わせて治療スケジュールを調整しています。結婚式や同窓会、メディア出演など大切なご予定がある場合は、施術後の効果が現れ始め、かつ一時的な症状が落ち着くよう、数週間前に受けていただくことをおすすめしています。
実際のところ、ウルセラもサーマクールも一概に「どちらが優れている」とは言えません。なぜなら、肌の老化は人それぞれ異なるからです。最適な治療法は、次の条件を満たすものです。
今の肌の状態や老化の進行度に合っていること
ご自身の理想や美容の目標に合わせていること
適切な機器設定と専門的な技術で施術されること
実際、江南(カンナム)の多くの有名人のお客様は、ウルセラでリフトアップ、サーマクールで肌質改善といったように、両方の技術を組み合わせて施術を受けています。その結果、自然で写真映えし、長持ちする仕上がりを実現しています。
手術をせずに、しっかりとしたリフトアップ効果を求めるなら、ウルセラがよく選ばれています。
肌の質感をなめらかに整え、快適な施術を重視したい方には、サーマクールが特におすすめです。
そして、両方の効果を望む方へ——江南やBLSクリニックで人気の秘密は、これらを戦略的に組み合わせることで、より自然で若々しい仕上がりが得られるという点です。
BLSクリニックでは、18年以上にわたるリフトアップと美肌治療の経験を活かし、お一人おひとりの個性を大切にした施術を行っています。医療美容の科学と、オーダーメイドのケアというアートを融合させ、あなた本来の美しさを引き出すお手伝いをいたします。
精密な技術と最新のテクノロジーで、理想の肌の引き締めを体験したい方は、ぜひ江南のBLSクリニックで個別カウンセリングをご予約ください。 きっと未来の自分が喜ぶはずです。